開催要項

(内容は変更する可能性があります)
JJF2001チャンピオンシップ規約
名称
JJF2001チャンピオンシップ
主旨および概要
参加者は定められた時間の中でジャグリングを主体とした演技を行い、その技術力、オリジナリティー、パフォーマンス性などを審査する。 純粋なジャグリングの競技会としては日本で唯一のものであり、JJFのメインイベントの1つである。 チャンピオンシップは個人部門とチーム部門の2つに分けられる。

いずれの部門も規約に従って予選と本選を行なう。 本選では各部門から金賞、銀賞、銅賞の受賞者を選び、表彰する。
日時・場所
JJF2000チャンピオンシップの予選、本選は以下の日程、会場で行なう。

予選(リハーサル):2001年8月17日(金)14:00〜 志段味スポーツランド体育館

本選:2001年8月18日(土) 18:00〜 中村文化小劇場ホール
部門
チャンピオンシップでは個人部門、チーム部門の2つを設ける
個人部門
一人の演技者によって行われるルーティーン
チーム部門
二人以上の演技者によって行われるルーティーン

同一人物が1つの部門内で2回以上出場することはできない。
但し個人部門とチーム部門に1度ずつ出場する事はできる。
参加資格
参加登録(エントリー)
チャンピオンシップの予選に出場するためには、チャンピオンシップ予選が行なわれる2日前までにJJF実行委員会事務局にJJF参加申し込みとは別にチャンピオンシップ参加の申し込みを行なわなければならない。 これについては参加申し込み方法を参照すること。 登録や出場に際して料金は一切必要ない(但しJJF参加費は除く)。
予選開催条件
8月16日0:00の申込締切の段階でチャンピオンシップ出場希望が個人、チームを含め15組を超える場合は、原則として予選を行い、本選出場組数を10組までに絞るものとする。

予選開催の有無、エントリー者は16日12:00に会場内掲示板にて発表する。
予選
日時:2001年8月17日(金)14:00〜

会場:志段味スポーツランド体育館

概要
設備
予選ミーティング
チャンピオンシップ参加者のミーティングは予選当日9:00から行なう。 これは原則的に全員参加とする。 このミーティングで予選の演技順を抽選で決定し、演技内容、音響のタイミングなどをステージ責任者と打ち合わせる。 また設備の都合上、自分の予定していた演技内容の一部が予選ではできないことがある場合(例えば特別な照明効果を考えている場合など)はその旨をあらかじめ審査員に伝えておく事ができる。
演技
個人部門、チーム部門ともに制限時間は6分以内とする。 当日の抽選によって決められた順番に従い、個人部門参加者、チーム部門参加者の順で演技を行なう。 予選の演技は本選のそれと基本的には同じ内容である必要がある。(但し厳密に全く同じである必要はなく、設備や状況に合わせてルーティンを若干変更する事は構わない) 演技の注意事項は後述している注意点を参照する事。
審査
審査員は後述する審査基準に従って演技を審査する。 審査員は全員の審査が終わったあと、別室によりステージ責任者を交えて協議を行い、本選の出場者及びその演技順を決定する。 本選出場者の発表は当日の20:00に行なわれる。
リハーサル
予選を開催しない場合は予選と同じ日時でチャンピオンシップ出場者のリハーサルを行う。
このとき各自の音響のタイミング、照明操作などを音響担当者、ステージ責任者と打ち合わせる。
本選
日時:2001年8月18日(土) 18:00〜

会場:中村文化小劇場ホール

設備
ホールにあるステージ、音響設備、照明設備を使用する。
本選ミーティング
本選当日の昼12:00、中村文化小劇場にて行なう。 本選出場者は必ずこのミーティングに参加しなければならない。 このときに照明や音響の確認、リハーサルなどを行なう。 本選の演技を予選の演技から変更する時はその内容を必ずステージ責任者に伝えなければならない。
演技
個人部門、チーム部門ともに制限時間は6分以内とする。 演技の注意事項は後述している注意点を参照する事。
審査
審査員は後述する審査基準に従って演技を審査する。 また本選では観客による投票も行なう。 審査員は審査結果と観客による投票を考慮しチャンピオンシップの入賞者を決定する。
各部門ごとに金、銀、銅の3つの賞を用意する。それぞれの賞につき該当する個人またはチームが1つずつ審査によって選ばれる。参加者が3人(組)だった場合、金、銀の2つの賞、2人(組)だった場合は金賞のみ該当者(チーム)を選ぶ。参加者が1組だった場合、演技が一定のレベルに達していると審判が判断すれば、金賞を与える。
受賞者の発表、及び授賞式はJJFの閉会式に行なわれる。
演技に関する注意
演技の注意事項
以下のようなパフォーマンスは禁止する。
  • 火を使った演技
  • 会場の床を著しく傷つけたり、汚したりするような演技
  • 公序良俗に反するような演技
  • 観客、スタッフ、会場の安全を脅かすような演技
個人部門では演技者の他に道具を手渡すアシスタントを用意することができるが、 アシスタントが演技をしたり、演技に明らかな影響を及ぼすような行為をしてはいけない。

審判、観客、その他スタッフが演技に直接影響を与えるような行為をすることは認められない。 例えば観客にアシスタントをお願いしたり、道具を投げ入れてもらうことはできない。 拍手や手拍子を求める事は構わない。 また不慮の失敗によりジャグリング道具が観客席に転がっていった場合、それを投げ返してもらうことは構わない。

チャンピオンシップの責任者がルーティーンの内容が禁止事項に触れる判断したときは、 出場者にルーティーンの変更を求める事があり得る。

基本的に演技のやり直しは認めない。 ただし明らかな音響ミスなど演技者の責任ではないエラーが起こったとき、 そのエラーが起こったところから演技をやり直す事を要求する事ができる。
演技時間の注意
音楽
照明
本選のみステージ付属の照明設備を使用することができる。特殊な照明操作(ピンスポットなど)を使用することを考えている場合は事前にJJF事務局に問い合わせること。
審査
審査員
審査員にはジャグリングやパフォーマンスに精通し、ジャグリングの技術や難易度を客観的に判断する事ができる人がJJFの実行委員会によって選ばれる。
審査員は3人以上とし、1人が審査委員長を務める。
予選、本選とも同じ審査員が審査を行なう。
審査基準
審査員は演技を技術、パフォーマンスの2つの基準で審査を行なう。
それぞれの審査基準、配点は以下のとおりである。

技術点(50点)
純粋なジャグリングの技術力を採点する。 ジャグリングトリックそのものの難易度、ジャグリングトリックの移行方法、ジャグリングの バラエティーの多さ、ドロップの少なさなどが審査対象になる。 ジャグリング以外の技術、例えば楽器の演奏やアクロバットなどのテクニックはそれ単独では技術点の評価の対象にはならない。 ただしそれがジャグリングと組み合わされ、それによってジャグリング の難易度が上がるときは得点の対象となる。

パフォーマンス点(50点)
ステージの演出、音楽との調和、衣装やキャラクター、使う道具や セット、全体的な芸術性などを採点する。 ジャグリングに関係のない 技術もそれが全体的な演出をひきたてるものであれば、 パフォーマンス点として評価の対象となる。

一般的に次のような演技は高い評価の対象となる。
  • オリジナリティーにあふれた演技
  • 新しい技やその移行方法の考案、新しい道具や道具の使用方法の考案 などは非常に高く評価される。
  • 失敗の少ない演技
  • ジャグリング道具を落とすことや、演技上の失敗ができる限り少ない 演技が求められる。失敗からのスムーズなリカバリーも評価の対象となる。
  • 難易度の高い技の成功
一般的に次のようなことは減点の対象となる。
  • 禁止事項に反する演技
  • 失敗、ドロップの多い演技
  • 時間オーバー
審査は予選、本選ともに純粋に演技内容に対して行なわれるもので、その時の演技内容以外のいかなる要素(過去の受賞経験、予選での成績など)も審査の対象にはならない。
観客による投票
本選では出場者の全ての演技が終わったあと、参加者全員は各部門ごとに自分が最も優れていると思った演技者に投票してもらう。 審査員の持ち得点(100点×審査員の人数)と同じ点数を投票の比で分配し、出場者の得点に加算する。
協議
審査員(及び観客)による得点が決定した時点で、審査員はステージ責任者を交え最終の協議を行ない、加点基準や減点基準の統一を測るものである。協議のあと、受賞者(または予選通過者)を審査委員長が決定する。
一般的な注意事項
チャンピオンシップ出場者にはミーティング、リハーサルなどへの参加を義務づけ、その時間を厳守することが求められる。都合により遅刻、欠席する場合はフェスティバル開催以前はJJF事務局に、開催中はステージ責任者にあらかじめ連絡を入れなければならない。連絡のない遅刻、欠席をすると予選、本選に関わらず出場資格を取り消す可能性がある。