定められた時間の中で定められた道具のみを使った個人演技を行い、技の難易度、オリジナリティー、インパクトの強さなどを競う。パフォーマンスとしての完成度よりも純粋にジャグリング技術に注目し、ジャグリング道具の新しい可能性を提示しあうことに主眼を置いた競技会である。
チャンピオンシップとは違って失敗に対する減点もなく、音楽やダンスなど"技"以外の要素は一切考慮されない。限られた時間の中でひたすらに技を繰り出し、どれだけ大きな客の反応を得ることができるかで点数が決まるという極めて単純明快な競技である。
演技順
演技順は受付終了後の抽選で決定される。
演技時間
制限時間は(基本的に)3分以内とする。
MCの開始の合図で演技を開始し、3分後の終了の合図で演技を終了する。終了の段階で演技の途中であっても演技は中断しなければならない。時間終了後に成功させたいかなる技も評価の対象にはならない。
出場者の人数、タイムスケジュールの都合などを考慮し、出場者全員の了承を得た上で、MCの判断で演技時間を延長、もしくは短縮することがある。
演技の注意事項
以下のようなパフォーマンスは禁止する。
- 火を使った演技
- 会場の床を著しく傷つけたり、汚したりするような演技
- 公序良俗に反するような演技
- 観客、スタッフ、会場の安全を脅かすような演技
基本的に定められた道具以外の道具を使うことはできない。ただし道具の個数、大きさ、その扱い方には一切制限を設けない。補助的な道具として別のものを用いる場合は競技会のMCに相談し許可を得る必要がある。
演技は準備も含め全て演技者本人が行い、アシスタントや観客を使ってはいけない。
競技会の性格上、不必要に客の拍手や手拍子、掛け声などを求める行為は禁止する。
一旦開始の合図があったあとは、演技続行が明らかに不可能なトラブル(ディアボロの糸が切れるなど)が発生した場合を除き、やり直しは認められない。
ルーティーンの内容が禁止事項に触れるときはMCの判断で演技の変更、中断を求める事があり得る。
音楽
演技中にBGMを使うことができる。ただしこれはあくまで補助的な要素であり、例えば音楽に合わせた演技をしても評価の対象にはならない。
他のイベントとの兼ね合いでBGMが使えない可能性もありうる。